知的財産チームよりご挨拶
知的財産に特化したサービスの提供
2020年7月20日の特許庁長官就任挨拶において、コロナの影響による特許出願件数の減少自体を心配するよりも、リーマンショック後のようなイノベーションの遅れを繰り返さないことが肝要であるとの指摘とともに、特許庁としても、イノベーションを促進し、産業の発展に寄与するという役割を十分に果たしていく決意が語られました。
そして、特許庁の取組として、「世界最速・最高品質」の審査を引き続き堅持すべく、審査体制を維持・強化すること、AI・IoT技術の時代にふさわしい特許制度を整備すること、地域経済を支えイノベーション創出を担う中小・スタートアップ企業の支援にスピード感をもって取り組むこと、経済のリモート化に対応するため、特許庁における申請手続等の一層のデジタル化についても検討を進めることが示されました。
企業の屋台骨は、長年の技術と経験によって作り上げられた製品やサービスとしての「主力」に支えられています。
しかし、競争の激しい昨今の経済情勢においては、他社において同種の製品やサービスを模倣したものを市場に投入することもいとわない例も少なくなく、ひとたびそのような事態に直面した際には、自社の存続にかかわる大問題となりかねません。
京都総合法律事務所では、知的財産に注力した弁護士が中心となり、知的財産に特化したサービスをご提供しています。
事務所の経験・実績
当事務所では、独立行政法人工業所有権情報・研修館京都府知財総合支援窓口及び派遣支援専門家である弁護士・弁理士拾井美香が知的財産を専属的に取り扱っており、出願、訴訟及び契約交渉において、数多くの経験を有しています。
その経験を活かし、イノベーションとともに進歩する知的財産の分野において、最新の知見に基づいた契約のあり方のご提案、商品開発や契約の場面で知的財産を取り扱う従業員向けセミナー等を通じて御社の企業活動をサポートさせていただきます。
経営者へのメッセージ
自社の製品やサービスは、特許、実用新案、意匠権、著作権といった知的財産権を適切に行使することにより守ることができます。
とはいえ、知的財産権は、その専門性も相まって複雑であり、正確な理解と運用に皆様がお悩みであることは、私達もセミナー等を通じて感じているところです。
ところで、「デザイン経営」という言葉をご存知でしょうか。
特許庁が推進している「デザイン経営」とは、デザインの力をブランドの構築やイノベーションの創出に活用する経営手法です。
「デザイン経営」の本質は、人(ユーザー)を中心に考えることで、根本的な課題を発見し、これまでの発想にとらわれない、それでいて実現可能な解決策を、柔軟に反復・改善を繰り返しながら生み出すとされています。
特許庁HP https://www.jpo.go.jp/introduction/soshiki/design_keiei.html
私達がご提案する解決策も同様です。
クライアントを中心に考えることで、根本的な課題を発見し、これまでの発想(=先例や判例)にとらわれない柔軟で実現可能な解決策を生み出すこと。
私達は、知的財産に関するお悩みに対し、柔軟で実現可能な解決策をご提案させていただきます。
知的財産チームリーダー 弁護士・弁理士 拾井美香