【滋賀県社会保険労務士会必須研修会の講師を務めさせていただきました】従業員対策としてのメンタルヘルス問題 (2019年2月28日) 伊山正和
2019年2月28日,当事務所所属の弁護士伊山正和が,滋賀県社会保険労務士会よりお招きを頂き,「従業員対策としてのメンタルヘルス問題」と題し,必須研修会の講師を務めさせていただきました。
最近の労働問題は,職場を解雇されたであるとか,給料が切り下げられたというものよりも,いじめや嫌がらせを受けたなどという,職場の人間関係の悩みをめぐる問題が圧倒的な割合を占めています。その結果,従業員から精神的に病んでしまったという申し出がなされるという例も目立っており,職場でのメンタルヘルス問題は,労使双方ともに重要な課題となっています。
今回の研修では,こうした問題の背景にハラスメント問題が存することや,会社側,企業側において,どれほど気をつかっていても,ことがらは従業員の主観にも関わる問題なので,完全に予防を尽くすことはできないことを説明の上,いざ問題が生じた場合に,使用者として,どう対処していくべきか,休職・復職の問題とも関連させて解説させて頂きました。
今回は,必須研修へのお招きということで,大勢の社会保険労務士の先生の前でお話しをさせて頂く機会を頂き,たくさんの質疑を頂きました。貴重な機会を頂きました滋賀県社会保険労務士会様に,心より御礼申し上げます。
当事務所では,企業側・使用者側の観点からの労働法務をサポートさせて頂くべく社会保険労務士の先生方のための専用のサポートプランを用意させて頂いており,すでに京都でご活躍中の先生方にご活用頂いております。お問い合わせを頂けましたら,ご説明に上がらせて頂きますので,お気軽にお問い合わせください。
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