【社労士保険労務士様向けセミナー】企業に要求されるパワハラ防止対策~防止対策の法制化に向けて~ 開催いたしました(2019年5月15日)
当事務所では,社会保険労務士の先生方を対象としたシリーズセミナーを開催していますが,2019年5月15日,「企業に要求されるパワハラ防止対策~防止対策の法制化に向けて~」をテーマとしてセミナーを開催しました。
パワハラ防止対策法制化を盛り込んだ労働施策総合推進法の改正法案が2019年の通常国会に提出され,早ければ大企業については2020年4月から,中小企業については2022年4月から,パワハラ防止のための雇用管理上の措置義務が法制化されます。社労士の先生方においても,顧問先企業向けに,パワハラ防止規程・加害者の懲戒規程の整備,相談窓口の整備,社員研修の実施等,パワハラ防止対策の法制化に向けた対策が必要になってきます。
セミナーでは,当事務所の弁護士拾井美香がパワハラ防止対策法制化の概要について解説した上で,パワハラに該当する可能性のある行為,業務上の適正な範囲を超えた指導との区別,企業の現状,パワハラの未然防止策,社員研修のあり方,相談窓口を機能させるための対策,パワハラ被害者の復職支援等について,実務経験を交えながら解説を行いました。
9名の社労士の先生にご参加いただき,メモを取りながら聞き入っておられました。
次回以降,「休職・復職対応」(2019年8月21日午後4~6時)セミナーを予定しています。
お問い合わせ等は、HPのお問い合わせフォームからご連絡いただくか,075-256-2560までお電話にてご連絡ください。
京都総合法律事務所は、1976(昭和51)年の開所以来、京都で最初の「総合法律事務所」として、個人の皆さまからはもちろん、数多くの企業の皆さまからの幅広い分野にわたるご相談やご依頼に対応して参りました。経験豊富なベテランから元気あふれる若手まで総勢10名超の弁護士体制で、それぞれの持ち味を活かしたサポートをご提供いたします。