新着情報
【弁護士による判例解説】「男性が化粧をしていることを理由に就労を拒否できるか?」(大阪地裁令和2年7月20日決定)
会社が従業員の就労を正当な理由なく拒否し、それにより労働者が働くことができなくなった場合、会社は従業員が働くことができなかった期間の賃金について支払わなければなりません(民法536条2項本文)。会社による就労拒否にあたっては様々な理由が見受けられますが、就労時の身だしなみを理由に就労を拒否することは許されるのでしょうか。また、それが、性別を理由としたものである場合はどうでしょうか。 令和2年 続きを読む >>
NTTドコモ、「アハモでギガホ勧誘」は景品表示法(景表法)違反?
2021年3月26日からはじまったNTTドコモのahamo(アハモ)。 私も個人的に注目しており、これを機にプランを見直そうと考えていました。 そんな折、インターネットニュースで「ドコモに景表法違反との指摘」、「ドコモ、『アハモでギガホ勧誘』景表法違反か」という記事を目にしました。 どうやら、ドコモは、ドコモショップを営む携帯販売代理店に対し、アハモを前面に押し出して客を勧誘 続きを読む >>
京都総合法律事務所メールマガジン2021年2月号を配信しました。
本メールマガジンは,京都を中心に企業法務,契約書作成等のビジネス分野で活動する京都総合法律事務所が,ご縁のある皆様に向けて事業活動に有益な情報を提供するべく月1回発行しています。 目を通すだけでじわじわ効果が出るように心懸けています。 メルマガ登録はこちらから>> 過去メルマガ一覧 メルマガ2021年2月号 メルマガ2021年1月号 メルマガ2020年1 続きを読む >>
京都総合法律事務所 2021年 事務所説明会募集要項
当事務所では、2020年度の予備試験に合格された方を対象に、下記のとおり、事務所説明会(WEB)を実施します。 記 (1)事務所説明会 日時:2021年3月5日(金)午後5時~(1時間30分程度) 内容:①当事務所についての説明(30分程度) ②若手弁護士(予備試験合格者)による座談会(30分程度) (予備試験合格者の司法試験直前期の過ごし方、当事務所入所前のイメージ及び入所後の業務内 続きを読む >>
【弁護士による判例解説】施設内で起きたお客様同士の事故。その賠償責任を施設が負う?(福岡地方裁判所令和2年3月17日判決)
施設内で起きたお客様同士の事故は誰が賠償責任を負うのでしょうか。時折、「施設内で起きたお客様同士の事故については一切責任を負いません。」という掲示を目にします。このような掲示をしておけば責任を免れるのでしょうか。 令和2年3月17日、施設の運営会社に対する不法行為責任を認めた裁判例が出ましたので、ご紹介します(福岡地方裁判所令和2年3月17日判決・判例時報2460号84頁)。 1 事案 続きを読む >>
令和3年(2021年)3月1日施行の改正会社法の概要
令和3年(2021年)3月1日から改正会社法が施行されます。 今回の改正は、 ①濫用的な株主提案の制限措置、②取締役の報酬決定の透明化、③会社が役員の費用や損失を補償等する制度、④社外取締役の義務化、⑤社債管理補助者の創設、⑥株式交付制度の創設であり、実務への影響もそれなりに大きいものと思われます。なお、株主への株主総会資料の電子提供については令和4年(2022年)度中に施行される見込 続きを読む >>
年末年始の休業のお知らせ(休業期間:2020/12/29〜2021/1/6)
当事務所は、2020年12月29日から2021年1月6日まで年末年始休業をいたします。 新年は1月7日より執務を開始いたします。 新年も宜しくお願いいたします。 続きを読む >>
新メンバー入所のお知らせ
12月17日より弁護士竹内まいが新メンバーとして加入しました。銀行員から一念発起した熱い志をもった弁護士です。 新しい力を得て、事務所一同さらに精進して参ります。 出身大学 大阪大学法学部卒業 弁護士登録年 令和2年12月(新第73期) 詳細プロフィールはこちらから 続きを読む >>
74期司法修習予定者対象「ウィンタークラーク」開催のご案内
当事務所では、2020年の司法試験を受験された方(74期司法修習予定者)を対象に、下記のとおり、事務所説明会及びウィンタークラークを実施します。 記 (1)事務所説明会 日時:2020年11月18日午後4時~(2時間程度) 場所:京都総合法律事務所 (〒604-0924京都市中京区河原町二条南西角河原町二条ビル5階) 応募方法は下記「(2)ウィンタークラーク」の末尾をご覧くださ 続きを読む >>
【弁護士による判例解説】契約社員と正社員との待遇差が不合理であるとされた事例(最判令和2年10月15日―日本郵便事件)
事案の概要 Y社では、郵便配達等の事務にあたる従業員として、無期雇用の正社員と期間雇用の契約社員とが働いていました。 郵便配達等の事務という仕事自体は、正社員と契約社員とで同程度のものもありましたが、正社員については、業務上の必要性により配置転換や職種転換があったり、役職者となりえることを前提に、組織全体への貢献を考慮した多くの観点からの評価が行われていました。 こうした区別があ 続きを読む >>
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