社会保険労務士様対象セミナー【残業代請求初期対応】を開催しました
当事務所では,社会保険労務士の先生方を対象としたシリーズセミナーを開催していますが,2019年1月15日,「残業代請求初期対応」をテーマとしてセミナーを開催しました。
様々な業種で残業代の未払いが発生しており,訴訟に発展するケースも多くなっていますが,社労士の先生方においても,残業代請求の初期段階でご相談を受けることが多いと思います。残業代請求に関しては,初期の対応が非常に重要であり,社労士の先生方においても,請求内容や企業の労務管理の実態等を調査・分析した上で,的確なアドバイスを行うことが必要になってきます。
セミナーでは,当事務所の弁護士拾井美香が残業代請求の発生原因となる労働時間管理の誤り,年俸制,歩合給制,変形労働時間制,固定残業代等の制度から生じる残業代問題,管理監督者等の問題,残業代請求がなされた場合の調査・分析方法,対応方法等について,裁判例を交えつつ解説を行いました。
9名の社労士の先生にご参加いただき,メモを取りながら聞き入っておられました。また,セミナー後には訴訟になった場合の労働時間の事実認定の問題等についてご質問をいただきました。
次回以降,「就業規則失敗事例」(2019年2月13日午後4~6時),「ハラスメント対策」(2019年5月15日午後4~6時)などを予定しています。お問い合わせ等は、HPのお問い合わせフォームからご連絡いただくか,075-256-2560までお電話にてご連絡ください。
京都総合法律事務所は、1976(昭和51)年の開所以来、京都で最初の「総合法律事務所」として、個人の皆さまからはもちろん、数多くの企業の皆さまからの幅広い分野にわたるご相談やご依頼に対応して参りました。経験豊富なベテランから元気あふれる若手まで総勢10名超の弁護士体制で、それぞれの持ち味を活かしたサポートをご提供いたします。