<No.9> 事務所報2005年度
弁護士より
当事務所も、世の中の景気回復とともに、企業倒産、再生等の事件も一段落し、私自身は、地方自治法に係る行政訴訟事件の比重が大きくなりました。地方自治法や行政事件訴訟法も改正され、参考書をめくりながらの書面作成に追われています。その合間に、好きな本を読む時間を作りたいものです。
クロールは1500mを1000mに短縮しました。疲れが取れにくくなってきました。「青春とは、迫り来る老いと闘い続けることである。」 将に、青春を賭しての日々になりつつあります。 若き同僚達と接する中で、日々の仕事を楽しんでいます。楽しむことによって、課題の探索がより深くより的確になって来ているように感じます。
健康を維持し仕事のストレスを解消するには頭が空っぽになるスポーツが一番だと思います。しかし歳を経るごとに私の楽しむスポーツも変わってきました。若いときは主に野球でした。それがテニスに熱中するように変わり、今はもっぱらゴルフです。今年も仕事に励むかたわら健康維持を目的として、せいぜいゴルフを楽しみ「ハンディ14」を目指したいと思います。
2004年4月から京都弁護士会副会長に就任し、会務の執行に従事しました。事務所には不在がちで皆様には御迷惑をお掛けしたこともあるかと思いますが、私自身は日常業務では得難い貴重な体験をさせていただいたと感じています。その経験をこれからの弁護士活動に活かせるようさらに精進致しますので、今後とも何卒よろしくお願いします。
昨年は刑事事件で初めて無罪判決を受けました。無罪を確信していたにもかかわらず、1審では有罪となり、高裁で逆転無罪となった時はほっとしました。無罪事件と巡り会えた事は弁護士として幸運だったと思います。その感慨に耽る間もなく、再び重大事件で無罪を争うことになり、今年はその公判に忙殺されそうです。これも天から与えられた使命と思い、ベストを尽くしたいと思っています。
昨年は、我が落合ドラゴンズが久し振りのリーグ制覇を果たし、勝利の美酒に酔うことができました。しかし、私が主将をつとめる京都弁護士会野球部は、日弁連大会予選で惜しくも名古屋弁護士会に5対3で敗れ、全国大会進出を阻まれました。ダイエーの松中選手が断酒して三冠王を取ったのに倣い、私も今年は禁酒の誓いを立て、雪辱を期したいと思っています。
今年はなぜかスポーツの話題が多い事務所報ですが、活動的なメンバーが多い事務所の中で、私は根っからの文化系人間なため、少々肩身の狭い思いをしています。しばらくお付き合いを頂いた方々からも、時折「趣味は?」と尋ねられることもありますが、今年は即答できるようになりたいものです。
少年事件が若年化・凶悪化していると言われています。その影響で、少年院収容年齢の引き下げが叫ばれていますが、能力面や環境面等に大きな問題を抱えていると思われる少年に対しては、単に少年院に収容してしまえばよいというのではなく、より相応しい処遇方法があるのではないか、多くの少年事件に取り組む中で、最近そのようなことを考えています。
あっという間に1年が過ぎ、2年目に突入しました。様々な事件を処理していく中で、紛争解決の難しさを実感しています。まだまだ未熟ですが、事件の進行や解決方法につき依頼者とよく話し合い、納得いただいた上、誠実かつ的確に対応し、依頼してよかったと思っていただける事件処理を目指していきたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。
事務局より
2年前から始めたゴルフでは、なんと意のままにならないスポーツかと深く深く感じている今日このごろです。ゴルファーが経験する長く辛い道に足を踏み入れてしまいました。心が晴れる一打一打を目指し精進精進!お会いする機会があれば一言アドバイス下さい。今年は、景気の流れが変わる予感がします。私のゴルフもきっと上方修正となるでしょう。
昨年は、イチロー、松井秀喜、宮里藍ちゃん、古田選手の各大活躍&ナベツネの退任等喜ばしい出来事が沢山ありました。一方、風水害、地震被害、イラクでの香田さんのこと、多発する凶悪・不可解犯罪、社会保険庁等の出鱈目行政・・・等悲しい出来事も沢山ありました。我が事務所では、倒産事件が顕著に減少しております。チョッピリ景気が回復しているのでしょうか? ところで、本格的にゴルフを始めて約2年、ちっとも上手くなりません。今年こそ・・・
事務局員
京都総合法律事務所は、1976(昭和51)年の開所以来、京都で最初の「総合法律事務所」として、個人の皆さまからはもちろん、数多くの企業の皆さまからの幅広い分野にわたるご相談やご依頼に対応して参りました。経験豊富なベテランから元気あふれる若手まで総勢10名超の弁護士体制で、それぞれの持ち味を活かしたサポートをご提供いたします。